振袖のトレンド『ママ振』について徹底研究!人気の理由と今っぽく可愛く着こなすポイントをご紹介!
こんにちは、きものおおみ平店の熊田です。
3月も今日を含めて残り2日、あっという間ですね。
そして今1番気になるのは、新しい年号についてですよね!
私にはどんな年号になるのか想像がつきませんので、発表まで楽しみに待つことにします。
今回のテーマは今トレンドの「ママ振」についてです。
お母様の振袖、略して「ママ振」は、数年前からじわじわ人気上昇中です。
今は約3人に1人がママ振とも言われているそうです!
こういう私も2年前の成人式では、母の振袖を着ました!
自身もママ振という経験を踏まえながら、ママ振についてより詳しくご紹介いたします!
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ママ振が支持を得ている理由
ママ振の人気が上昇している要因として、「お母様側のお気持ち」と「お嬢様側のお気持ち」がうまくマッチしているからではないかな、と感じています。
ママ振のクリーニングや小物合わせでご来店されるお母様からよく聞くのは、
「せっかく母がつくってくれたので…」
「気に入ってくれるなら着てもらいたい」
というように、自分が親につくってもらった振袖を、自分の娘にも受け継いでもらいたいという思いがあるようです。
もちろん、予算のことを考えても、お振袖を新たに一式揃えるよりお安く済むので、その点もママ振が支持を得ている要因のひとつのようです。
お嬢様も
「人とかぶらないものが良い。」
「ありきたりなのは嫌!」
という「個性重視」な子が多いので、お母様の振袖は結構気に入ってくれる子が多い印象です。
レトロな雰囲気が逆にかわいい!なんて声もよく聞きます。
柄もにぎやかで、華やかな色づかいのお振袖が多い現代だからこそ、個性や伝統の技が光る、お母様のお振袖がとっても魅力的なんです!
お母様方は、20年位前の振袖だから気に入らないかなぁ…と心配されることも多いのですが、ご安心ください!
その不安を解決するのが「小物合わせ」です!
2.小物チェンジで「ママのお下がり」感を無くして可愛くイメチェン!
入社してもうすぐ3年、たくさんのママ振りのお嬢様のお手伝いをさせて頂いてまいりました。
その中で気付いたことがひとつ。
・「お下がり」感は小物で出てしまう
お母様の成人式に合わせた帯締め・帯揚げ・重ね衿は、今の物と比べると、どうしても地味に感じてしまう物もあります。
私の母の小物も、朱一色の重ね衿と絞りの帯揚げに、とても鮮やかな黄緑の平たい帯締めでした。
もちろん、これが間違いというわけではないのですが、
「古い...」「かわいくない...」
というのが母の振袖の小物を見たときの印象でした。
そして、状態等が良くない場合もあります。
可愛く、今風にママ振を着る場合は、顔周りの小物が特に重要です!
長襦袢の半衿は、どんなものがついていますか?
この首元の白い部分を半衿と呼びます。
無地の白だとどうしても寂しい印象に…
赤の色鮮やかな刺繍入りの半衿に変えてみました。
この半衿、そしてその上から重ねる重ね衿は、チョイスによって雰囲気もすごく変わりますので、ここは変えた方が絶対にかわいく、かつ華やかになります✿
この写真では帯や帯締め・帯揚げも雰囲気の違うものとチェンジしています。
同じお振袖でも小物でこんなに印象が変わるなんて、不思議ですよね。
きものおおみでは、お母様のお振袖の雰囲気を壊さずに、お嬢様の好みや雰囲気に合うようにコーディネートをさせて頂くことを心がけています。
また、きものおおみでは、たくさんの種類の小物を取り揃えております。
▽半衿
▽重ね衿
▽帯揚げ
▽帯締め
私も、小物を明るい黄色や抹茶に変えたことで、柔らかく明るい印象になりました。
そして早めにしておくべきなのが「クリーニング」!
たとえば・・・
・汚れやシミの確認
・寸法のチェック
・お直し、クリーニングの提案
きものおおみでは 毎年たくさんのご相談やご依頼を頂いております。
お母様やお姉様、ご親戚様のお振袖を着られる方も多いです✿
私の時も、振袖を買った祖母が喜んでくれていました。
「ママ振」にして良かったなぁと思っています✿
少しでも気になった方、また、質問やご相談等ありましたら、お気軽にきものおおみスタッフまでお尋ねくださいませ!
きものおおみ平店
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